数年前から NHK で放映されたドラマ、ザ・ホワイトハウス (原題: The West Wing) が面白いと熱心に勧めてくれた友人がいたのですが、私はほとんどテレビを見ないので (というかテレビを持っていないので) 、これまで一度も見ていませんでした。先日、DVD が発売されたのを機に見てみることに。
ホワイトハウスの西棟 (公開されていない) を舞台としたヒューマンドラマで、大統領を始め、そのスタッフ達を主人公としたアンサンブルドラマ (主役が複数のドラマ) 。非日常的な舞台で、そこで生活する人間の日常を描くというスタイルはアメリカのアンサンブルドラマの王道。政治が舞台ということで、当然、きれい事だけではなく政治の汚い面もありますが、その辺りもイヤミにならずに非常にスマートに描いています。政治的な主張や偏りが強すぎず、絶妙なバランスを取っている辺りも好感が持てます (制作総指揮の Aaron Sorkin はリベラルらしいですが、自虐的なネタもあり) 。アメリカの政治についての知識があるとさらに楽しめるとは思いますが、まったく分からないという方でも十分楽しめると思います。逆にあまり政治的な関心が強すぎると楽しめないかも。
DVD はまだ 1st シーズンということで、登場人物の紹介やキャラクター設定がメイン。まだ、あいまいな設定が多くてキャラクターを確立していない感はありますが、こういうシリーズモノが盛り上がるのは 2nd シーズンからで、最高潮が 4th シーズンというのもお決まり。制作総指揮の Aaron Sorkin が 4th シーズン終了後に降板し、主役クラスだった Rob Lowe も 5th シーズンまでで降板し、最近は人気が落ちているそうですが、それもある意味お決まりのパターンか。現在、アメリカでは 6th シーズンまで終了。今年の秋には 7th シーズンが始まるようです。24-Twenty Four ほどの白熱ぶりではありませんが、久々に良質のドラマに出会えました。ER やスタートレックあたりが好きな方にはお勧め。
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